スキー板をチューンナップする事で変わる事
スキーの技術に大きく影響するものとして、スキー板が挙げられます。
あまり頻繁にスキーをしない、あるいはあくまでレジャーとして楽しむのであればレンタル品でも十分ですが、歩いていどの技術や経験がついてきたら、自分専用の道具を揃えるというのも非常に有効です。
板は、滑り心地や操作性などに大きく関わるもので、例え初心者であっても、技術の上達を目指すのであれば自分の板を持っておくのも悪く無い選択です。
しかし、市販されていたものをそのまま使っていると、どうしても自分のスタイルに合わないという事も多くあります。
自分好みのセッティングにするのであれば、専門店でチューンナップを施してもらうのがおすすめです。
チューンナップで変わる事は様々ですが、エッジの効き具合や取り回しのしやすさなどの他、何度も使用して傷んだり消耗している板の性能を回復させるという事も可能です。
チューンナップは施す人の技術も大きく影響するので、出来るだけ信頼のおけるショップでお願いするのが良いでしょう。
スキー板のチューンナップ後のエッヂの利き方
スキー板のチューンナップの中でも最も気を付けなければならないのは、エッヂ部分の研磨でここに気を使うことでより雪をかき分けることができるようになります。
基本的にエッヂを研磨してもらって先端をとがらせるほど雪面に入っていくことができますので、雪が高い雪面でもスピードを落とさずに滑ることができます。
ただエッヂの先端を鋭角にするほどいわゆるひっかかりを感じることが多くなります。
先が細くなりすぎて軽くなり、少しの石や固い雪の塊に引っかかってしまうようになります。
このようなひっかかりは自分の体重や滑り方に関係して起こりますので、自分で調整していくしかありません。
滑りながらスキー板の先端部のサイドとトップを5ミリ程度ずつサンドペーパーで削っていくことで自分の滑りやすいバランスに調整していくことができます。
ひっかかりを減らすためのチューンナップとして先端部と切断面に生じる角度を変えるという方法もあり、専門の業者ン頼むと行ってくれますので、滑りにくい人は注文しているといいです。